永田美保子です。
私がここでしきりに宣伝したり話に出している
今年2月にでた初出版の本。
『年収10倍アップの時間術』(クロスメディア パブリッシング)
(よかったら是非読んでみてくださいね)
編集者、Hさんが、昨夏にお声をかけてくださってから
世に出るまでにいろいろあったわけなのですが
実は、今回のオファーの前にも、一昨年ころから複数の出版社さんから
出版しませんか?(もちろん自費ではなく)のお話がありました。
そんなことがあって、実現には至らなかったので
それぞれの編集さんとはちょっと甘酸っぱい思い出があります、、、、
昨日やっとその「実現しなかった」 所で、一番時間をかけたところの
中規模の出版社の編集者さんと連絡がついたのです。
実はこの編集さん、昨年に出版社を退職していたので私が最近編集部あてに送った
報告メールが届いていなかった。
でも、何とか連絡取ってくれた人が編集部にいたようで。
編集者さんのプライベートのメルアドから返事が来ました。
「本当におめでとうございます。
この本こそが、私が読みたかった本です。
紙の本で買って読みますね」
この文面を見た時は、なんだか胸がいっぱいで泣きそうになりました。
そうなんです。本一冊だすのって、
出版社にとっては一人の著者につき300~400万円程度の投資だと聞いたことがあります。
こちらの中規模の出版社さんは、規模からして月に3冊程度を出すのが限界とお聞きしていました。
無名の著者である私の本は、当時、編集部と二人三脚でかなり原稿を書き進めてはいたのですが、結局、最終的なOKが出なくて実現しませんでした。
今回出版させて頂いた東京の出版社、クロスメディアパブリッシングさんは、
社長さんのインタビュー記事などによると、扱っている半数の著者は初出版。
著者を発掘するのが仕事とおっしゃっています。
偶然とはいえ、そのような巡りあわせのあった私は幸運でした。
他にも、お話はいただいたけど、実際に出版に至らなかった出版社の方々に、
今回の事をご報告したところ一様におめでとうと言って祝っていただき
(出版社の方こそ、無名の著者が本を出すことの困難や意義をよくご存知でしょう)
ホントにありがたくて泣きそうです。