ブログ

苦い思い出にこそ、成長のヒントが隠れている

こんにちは、

永田美保子です。

お元気ですか?

 

少しブログをご無沙汰しました。

GWから公私ともにバタバタでして、、、

今になってしまいました。

 

さて、今日の話題は

 

思い出すと「いらっとする」

あんなことこんなことについて・・・

どう自分の中でとらえるか、です。

 

ええ〜〜そんなこと美保子さんでもあるの?

とよく言われますが

 

ありますあります!!

 

もちろん、皆さんも

ありますよね? 

 

 

とはいえ、私自身

 

「誰とでも仲良く従順に」しなくてはいけないと思い

そうしていた時代が長くありまして

 

本音を出す、とか

怒る時は怒る、とか

自分の意見を(他人がどう思おうと)さらっと言う

もっと言うと

 

自分を侮辱するような人がいたら反論する

と言ったことができず

 

とにかく他人にNOを言うことが

それだけで罪悪だと思い、

全くできなかったのです。

 

その時の話を書きますね。長文です。

 

 

 

外資系秘書としてのスタート地点になった

栃木県にあった外資系メーカー、

P&◯ 栃木工場(伏字になってないような。。。)でのバイリンガルセクレタリー。

 

もともと◯&G社の日本支社は関西にあり

栃木工場自体が新しい事業所だったので

 

 

とにかく従業員も会社も初めて

なんでも初めてづくし!

と言う状況でした。

 

総務や工場のラインの人員はなんとか雇ったものの

 

秘書などの採用は手つかずのまま後手後手に。

 

そんなわけで、工場稼働後

数ヶ月経ってから私が後から採用となりました。

 

入社してから気づいたのですが

なんと、この事業所兼工場には

自分の上司である工場長と

品質管理の男性社員以外

 

英語ができる人がいませんでした!!!

(100%アメリカ外資なのに)

 

そんなこんなで

なんだかわからないけど社内で発生する

「英語の仕事」のかなりの部分を私が担当することに。

(報告書の英訳とかビジターの通訳とか

ありとあらゆる英語のメール仕事が。。。OMG)

 

 

さらに、総務など間接部門メンバーの

秘書業務に対する認識が

あれれ???ということが多く

 

 

総務の女性が

 

後から入社した私の秘書ポジションのことを

「おいしいポジションだよね〜」

 

と揶揄して面と向かって言ってくるんですが〜〜〜???

 

なんでも、社内でこのポジションを狙っていた人がいたらしく。

 

関西工場からご夫婦で転勤してきた

立ち上げメンバーの奥様(女性)の方が

(後からわかったけどこの人は英語ができた模様)

この秘書のポジションを狙っていたらしい、

と何人もの人にいわれました。

 

ただ、秘書だと、社内に

配偶者がいるというのは

やはり機密管理の観点からマズイということで

(さすがそういう点はきちんとしていた)

その人は秘書にはならず、他のポジションに。

 

どうりでその女性が私の仕事中に

何か言いたげにまとわりついてくる

と思いました。。。。

仕事ぶりが気になっていたんですね!

ま〜〜 面倒くさい!

 

 

さて、私の担当業務は

 

何を根拠にかわからないけど

一方的に囁かれていた

「おいしい仕事」とは

全くかけ離れたやたら忙しい

なのに日があたらない

そんな秘書業務でした。

 

 

特に大変だったのは

毎月月末近くに

現場の各担当者たちが

米国本社に提出するために

日本語のマンスリーレポートを英訳して欲しいと山のように持ってくるのです。

(今思うと無償でやってたな。。。)

 

それを、他にできる人がいないからと

無理やり時間を作っては翻訳していたので

毎日残業になっていました。

 

そう、しかも当時は

Google翻訳なんてなかったので

辞書を引き引きの翻訳です。

 

すっごい時間がかかりました。

 

 

 

また、当時一緒に仕事をしていた

総務の女性社員が

(私はお茶出しや社会保険の手続きなど

総務の仕事も分担していました)

 

私より年下なのに

なぜか小姑根性丸出しな言動で(おい)

 

忙しい日に私がドタバタとお茶出しをした後

(お茶出しは総務の彼女はなぜか手伝わない決まり)

 

やおらキッチンにやってきて中をチェックして

私に、

「こういうところもちゃんと拭きなさいよ」

と言いながら

冷蔵庫の扉をやおら水拭きし始める。。。

 

「あなたが気づいたのなら、

 別に自分で拭いてくれてもいいのよ? 」

 

と口から出かけましたが、

言い返されても嫌なので言葉を飲み込みました。

 

そんなこんなで、

役割分担がうやむや、かつ力仕事ばかりのまま

P&◯社でのドタバタな日々は過ぎて行き

 

その時点としては、

 

とにかく力不足だということがわかった

英語をなんとかしないと、今後のキャリアは

閉ざされていくのだろうな。。

 

という結論に達し、

関西本社にいた秘書の大先輩にも相談し

思い切って会社を辞めて留学することにしたのです。

 

(あーすっきり!)

 

 

 

後任は英文科卒の女性が2名(なぜか)来ました。

秘書と総務と一名ずつ。

 

え??? 2名分の仕事してたんだ私。

 

実は秘書候補に適切な人がいなくて(!)

総務担当者候補の中の英文科出身の人を

無理やり秘書にして連れてきたらしい。

 

そんな新人秘書さんに総務業務も

兼任させるのは無理だから総務ももう一人。。。。

 

ええ〜〜今までも雇って欲しかったですよ!

あんなに忙しかったのに(怒)

 

そんなわけで

秘書の新人さんは英語に自信がなくて(英文科なのに)

社内で翻訳を頼む人も激減

 

私が退職後、もちろん独り立ちしたはず。。。だけど

 

仕事が一斉に押し寄せるとパニックでしばらくは大変だったそう

(秘書パートしか任せてないはずなんだけど、、、)

 

 

そんなこんなで

 

この混沌とした体験からの

私の結論は以下のとおり

 

・自己主張しよう!

・自分の価値を貶める人にはNOを!

・妬み僻みにはスルーするか毅然と立ち向かう

(何れにしても真に受けないこと)

・2人分(以上)働かないように。

 仕事の役割分担がおかしいと思ったら指摘しよう

→ 余談ですが、この役割分担にまつわる経験は、
    10年後に東京の米国系メーカーでリストラの嵐が吹き荒れた時に役立ちました。

 

 

例えば、

根拠のない「ご指導」や小姑根性の人からのご指摘は

根拠がないものはスルー。

 

あまりにも嫌がらせが続くならしかるべきところに意見を

 

また、本来の仕事以外のものを安請け合いしないこと。

 

特に責任問題となりそうなものは自分と依頼者双方の

上司を通して決めること。当事者同士でやり取りしない

 

とはいえ、当時は上司もゆるくてあまり相談相手

にならなかったんですけどね。。。

 

 

 

そしてとっても大切なこと

 

・安すぎるお給料では働かないこと

私は地方の工場現地採用の”なんちゃって”セクレタリーだったので

本社のエグゼクティブセクレタリーたちの何分の一かのサラリーで

かつ、すごく重い負担で働いていました。

(遠距離の自動車通勤、便利屋状態の翻訳担当、

秘書の仕事について聞く人が近くにいない、など)

 

理不尽だな、とは思ったけど

 

それを受け入れてしまっていたのは知識がなかったから。

 

また、厳しい言い方をすると、

世の中の給与水準を調べたり

自分の能力を高めたりする努力が足りなかったから、

とも言えますね。

 

人のせいにするのは簡単。

自分がやることを選んで決めていなかったのは自分なのですから。

 

 

今ではあの経験があったからこそ

今の自分があるのだよな〜

と思える貴重な経験です。

 

 

これ、限りなくノンフィクションなのですが

関係者の方がもしいらしたらごめんなさい。

 

何か拾っていただけることがあれば幸いです。

この話、また書きますね。

 

 

 

 

 

 

 

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