ブログ
こんにちは、永田美保子です。
今日は本の話です。
有名な本、ベストセラーの本に
よくあることなのですが
今まで読んだ「つもり」になっていて、
実際にはちゃんと全部を読んでいなかった本が多くあります。
そんな本がありませんか？
有名なタイトルのものに多い気がします。
世間でベストセラーになっていて他人の
レビューなどをよく目にすることから
「読んだつもり」「わかっているつもり」
になっていた数々の著書。。。。
そんな知ってるつもりになっていた本の一つが
近藤麻理恵さん（こんまりさん）の
『人生がときめく 片付けの魔法』
（サンマーク出版）です。
先日、機会があり、改めて、読んでみました
すると
本当にびっくりしました。
読んだ方はご存知でしょう。
これは単なる「片付けの指南書」ではありません。
では何か？
人生において自分が何を本当にしたいのか。
何を大切にしたいのか
あなたは何者なのか？
を自分に問いかける
自分を見直すための大切なプロセスの見つけ方を
教えてくれる魔法の杖のようなものです。
片付けとは
「モノを通して自分を見つめる作業」
だとこんまりさん本人が述べています。
本当に、そう。
例えば、ネタバレになりますが
私が感動した箇所の一つは
P78 自分がいらない物を家族にあげるのをやめる
という箇所のエピソードです。
実際にこんまりさんが片付けコンサルをして
クロゼットの片付けをした２０代の女性、Kさんが
手持ちのほとんどの服を処分することになって一言。
「今までこんなに好きじゃないモノに囲まれていたんだな」
なぜなら、お姉さんからもらった、好みのテイストとは違う
服がKさんのクロゼットの多くを占めていて
処分した服の大多数はそのお下がりの服だったから。
自分の好きではない服を大事に持っていたんです。
私たちは気づかないうちに、もったいないから
まだ着られるから と
決して着ない服を持っていたりします。
・・・・それ、不要ですよね。
本当に大切なものを大切にするために
不要なものを捨てる。
これ、人生において一番とっても大切なこと。
大切なものを知っていないと
できないことでもあります。
あなたの大切なものはなんですか？
・・・
この文章はメールレター読者さん向けの
不定期メルマガ 8月20日付の VOL.230
にて編集後記として書いたものを
ブログ用にまとめたものです。
この文章を書いたのが8月20日。
そしてその直後の8月23日に
なんと・・・
『人生がときめく 片付けの魔法』
（サンマーク出版）の担当編集者だった
高橋さんの講演会に行く機会がありました。
しつもんの本を数多く出されている
マツダミヒロさん主催の講演会の
メインゲストだったのですが、
この本の出版された時の経緯や
どういう目的で書かれたか、などなど
詳しいお話をお聞きすることができました。
例えば、
・実は最初にこんまりさんが考えていた
タイトル案は全く違った。
なぜ今のタイトルになったか。（そのプロセスにびっくり）
・マーケティング戦略として、意識して著者のこんまりさんに
してもらった意外なこと。
などなど、
出版に興味がある人だけでなく
人に言葉を使って何かを伝える
どんな職業の人にもとっても参考になると思いました。
秘書の方には絶対に大事なことだと確信してます。
この話は、
次回 8/30に出す予定のメールレターに書きますね。
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